The International Institute of Touch Therapies
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エメット・トレーニング「ビヨンド・ザ 7A’s」

エメットテクニック・プラクティショナーコースには、7A’s(7つのAから始まるキーポイント)があります。今回はその 「7つのA のその先」についてのトレーニングでした。

施術だけでなく人への言葉がけや対応の仕方でセラピー効果が変わることを学ぶビヨンド・ザ 7A’s。 

人により価値観が違い、同じ言葉を聞いても同じ施術を受けても感じ方が違う。その人たちが必要としていることを理解するためには自分がそのクライアントが受け入れやすい対応をしていくことが望ましい。そのためにはどのような対応、どのような質問、どのような返答が必要なのかなどロールプレイを行いながら相手を変えて行っていきました。

ビヨンド ・ザ 7A’sは、施術実習はなく理論とロールプレイを集中して行う日なため、私はクロアチア人やスロベニア人、ポルトガル人のプラクティショナーやインストラクター達と組んで行いました。相手が見せるサインを全て見逃さず情報として捉えるなども、相手によって現すサインが異なるため、とても興味深いポイントでした!

まず握手した時に読み取れる情報や相手に質問した時に見せる目の動きや体の距離感などでその人がどんな人か、その人の最も安心する状態は? などもいろいろと相手を理解するために役立つ情報が満載でした。そのためには、まず自分を知ることが大切ということで、自分が思っている自分とチェックテストにより分かる実際の自分を見比べて違いを見ていきました。 

私自身は感覚と視覚から情報を取るキネセティック・ビジュアルタイプで、私の場合は自覚どおりでした。また、過去の情報や未来の情報よりも今どうなのかが一番大切な現在タイプで、ドンピシャ!! 

過去にとらわれず・・・、先を見るよりも、今がどうかが大切なタイプ!! 
一歩下がって外から自分を見るって大切ですね! 

心理学やカウンセリングのクラスでこういったものは、いろいろと種類がありますが、それを実際に自分の行っている施術に応用させているため、実際にセラピストたちが実践しやすい形なっています。このクラスの良いところは人を勝手な憶測や自分の主観で捉えるのではなく、クライアントはどんな視点から物を見て感じるかを知ろうというところで良い再確認ができました!!

ロス先生の言葉:

必要な情報は目の前に開かれている。
それをじっと待つのではなく、情報は自分で取りに行くことで自らの知識や体験となる。


次回はエメット・プロフェッショナルコースEP3のレポートです!